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街の不動産屋のコラム ~空き家問題編② 半澤秀人あいすむブログ2019年12月07日株式会社あいすむの半澤です。前回に引き続き「空き家問題」について
お話していきます。
最近相談を受けた事例をご紹介します。五十代A様ご夫婦は長年ご両親
と同居されていたご実家を、お父様のご逝去をきっかけに転居する事に決
められました。古く広いご実家から、残されたお母様と共に三人暖かくコ
ンパクトな新居への転居でした。ところがご実家はそのままで貸すことも
売却する事もなく数年間放置してしまいました。
その結果、建物の傷みがひどく、貸すために多額の改修費が必要となり
売却するには本来の価値を大きく下回る事となってしまいました。原因は
A様がご実家という事で、思い出がたくさんあり、貸す・売る活動がすぐ
に出来なかった事でした。A様は「もっと早く行動すれば良かった」と後
悔しきりでした。
この事例から学ぶべきことは「不動産」が「負動産」になる前に、「貸
す」「売る」などのアクションを早めに起こすことが大切だと云うことです。
まずは信頼できる不動産の専門家に相談して適切なアドバイスを得てください。
思い出も大切ですが、早め早めの対処があなたの大切な不動産を守ります。